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林真理子さんが野心のすすめをあさイチで [日記]

林真理子が一貫して野心のすすめを説いている
テレビ番組を見た。それはNHKのあさイチ。

印象に残った部分を書き留めておきたい。


ちなみに林真理子は1959年生まれの直木賞受賞作家。
現在は『野心のすすめ』を4月17日に出版、20万部を
売り上げるベストセラーになっているとのこと。



林真理子が一貫して野心のすすめを説く
ウラにあるのは彼女の実体験。



30年前林真理子は若者に圧倒的な人気があった。


それは、彼女に言わせれば要領が悪くてブスでドジな
女の子の代弁者であったからとのことだったが、
ある頃からテレビへの露出が増え、マスコミに
ちやほやされるようになると代弁者のはずだった
林真理子は裏切ったと若者たちには映ったと言う。


ここで自分にできるのは何かというとコツコツと
作品を書きためていくことしかなかった。
結果それまでのイヤな自分から立ち直れた、と。

バッシングされている時は
「よく耐えているなあ」
と批判され
「それじゃ死ねばいいのかよ」
と怒ったが編集者の言ったのが
「林さん、直木賞とりましょうよ」
だった、と。


『野心のすすめ』を読んで若い人はたいてい
「ここまでガツガツしたくない」と言う。


「そういう人に限ってビジョンがなくて
私を食べさせてくれる人、いないかなあと思っているんですよね。
そんな人いないと言っているんです」。


日本では野心のある女性はよく思われないが
アメリカでは逆に野心のない人は置いて行かれる
とこれは司会の有働アナとのトークだった。


直木賞作家であり、『野心のすすめ』で一躍話題をさらった
林真理子だが、実はまだまだ野心にあふれている。


1冊でも良い本を書いて読者の心に残らなければ
直木賞作家といっても忘れ去られた存在になる。
そんな危機感が常にある。


そのためには女優に挑戦(朝ドラの『あぐり』97年)したり
盛岡文士劇(2012年)では劇中歌をイタリア語で歌ったりしている。


脚本も書いてみたいという野心があるからだ。


AKBセンターになった指原莉乃との対談があった。

「私は野心あるんですよね。性格もねじれにねじれている。
今はなんでも自分をさらけ出して言えるんです。
私って打たれ強いんです」
と語る指原莉乃に林真理子は自分に近いものを
感じたらしくて、大好きだと言っていた。


最後になんにもできないで結婚してしまっている
と気づいた40代の女性からのメールには即座に

「小さなサークルみたいなところ、ママ友の集まりでも
いいから、そこで必要とされる人になってください」
と助言していた。


とかくあくどいとか腹黒いとかのイメージで受け取られがちな
野心だが、これをなくすと人は落ちていくしかない。野心を人を
陥れるのではなく自分を輝かせる源だと捉えれば、林真理子の
野心のすすめは多くの年代の人にとって手遅れではなく、今からでも
活かせる指針であると思える。。

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