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『あまちゃん』第78話あらすじ感想 [日記]


昨日の「あまちゃん」、なかなか刺激的でした。
アキが北三陸にいた頃憧れていた往年のスター鈴鹿ひろみ(薬師丸ひろ子)
に出会うシーンでした。

簡単にあらすじと感想を書いておきます。

アキたちは遠藤真奈がシャドウで舞台に立てたことを祝い、鮨屋『無頼鮨』で寿司を食べて大いに盛り上がっていました。

背の低い衝立を隔てた所には女性客が静かに一人で食事していました。

時に大きな声を出しながらアイドルへ進む道をあれこれ話しているアキたちの話を鈴鹿ひろみは自身の昔を懐かしむように聞いているふうでした。

時々大声になる若い子たちを水口が注意している場面もありました。


実はこんな店でいくらお金が必要かはわからないで飛び込んで無邪気に楽しんでいるアキたちでした。

アキに「好きな女優は誰」と質問される場面が回って来ました。

「鈴鹿ひろみ」と答えると一同の反応はいまいちでした。
「お芝居は上手いと思うよ。ただなんか鼻につかない?」
「お城に住んでそうじゃない」

アキは「オラもよく知らねえけどテレビで昔の映画見て…」と答えていました。

衝立の向こうの女性客はここまで聞いて店を出ました。

その客の姿を見てアキは驚いて大声を上げたのです。
じぇじぇじぇじぇ!じぇじぇじぇじぇじぇじぇ~!!」

(ユイちゃん、事件でがす。これは大事件でがす)

今店を出て行く客はなんと鈴鹿ひろみだったのです。

アキは店を飛び出して後を追いました。水口も自分たちの支払いをその客がしてくれたことを聞いて後を追いました。

水口と鈴鹿ひろみは面識があるようで追いつくと水口は鈴鹿ひろみに礼を言いました。
続いて二人を追って飛び出してきたGMTメンバーも礼を言いました。

「今日は気分が良くて楽しかったから」と言う鈴鹿ひろみに今度は店にいた客全員が
出て来て礼を言いました。

鈴鹿ひろみはその時店にいた全員の食事代を支払って出て来ていたのです。

鈴鹿ひろみは答えました。

「…お構いなく。ほっとけないだけなの。私も皆さんの年頃からこの世界でやってますから。…鼻につくとか言われながらね(笑)」

最後に鈴鹿ひろみはタクシーで去ろうとします。
アキはタクシーのドアを叩きます。水口が「こらこらー」と制止するのを振りきって。
鈴鹿ひろみは窓を少し開けました。
アキは開いているところから手を差し出し「ファンです!あんださ憧れて東京さ来ました!潮騒のメモリー、最高です最高です!」と一気にまくし立てました。
鈴鹿ひろみはアキの握手に応じると微笑んで「ありがとう。いつか一緒にお芝居しましょうね」と言ってくれたのです。

「かっけえ~!」と走り去るタクシーを見ながら呆然と立ち尽くすアキでした。


アイドルの道を突き進むためにはこんなふうにしてためらうことなく自分の存在をアピールする必要があるということを教えてくれる場面でした。

そして、往年のスターは気前よく店にいる客全員分の支払いをすることがあるのかと思わせられた場面でした。スターが存在を気づかれなければ『あまちゃん』のようにして自分が世間からどのように見られているかを探ることもできるわけです。

なんだか今回は色んな意味で面白かったです。

さすがに脚本が良くできているのでしょう。飽きさせない仕掛けが多数ちりばめられているようです。前回でしたか種市先輩がアキを見つけて隠れたことも何があるのか気になります。明日からの『あまちゃん』はどのようにして展開していくのか見逃せません。






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