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「あまちゃん」に別れの典型を見た [日記]

別れの典型を見たような今朝の「あまちゃん」でした。

いよいよアイドル目指して上京するという場面す。

北三陸鉄道の袖ヶ浜駅には海女さん仲間やお母さんの春子が見送りに来ていました。
昨日までですっかりアキと春子の関係は打ち解けたものになり別れというけれどその中に笑顔もあってさわやかなものでした。


みんなの温かい気持ちに涙が溢れてアキは急に
「ママ、東京さ、行きたくねえ」
と言ったりします。


春子は
「パパと仲良くしてね」
「喧嘩しないでね」
と何度も諭しながら

「これ、後で読んでね」
と手紙を渡しました。


海女さん仲間は日の丸を振ってアキを送り出していました。

ここで春子は自分が東京へ発った24年前を思い出すのでした。

そこには母の姿はありませんでした。あの時お母さんが笑顔で送り出してくれていたら
どんなに嬉しかったことだろうと思ったのでした。


するとその場にいた勉さんが「ちゃんとお母さん、見送りしてたぞ」
と言うのです。

「ホームじゃない、浜で」

勉さんはわかめをもらって口止めされていたのでした。

あの日、春さんは浜で盛大に大漁旗を振りながら
目の前を通り過ぎる春子の乗った電車に向かって
「春子、ばんざ~い」
と叫んでいました。

それを見ていたのは一緒に浜でわかめを取っていた勉さんでした。

アキを見送った駅舎の中で春子は
「あの時お母さんが笑顔で送り出してくれていたら
 どんなに嬉しかただろう」
と言いながら、やっと本当のことがわかったことに
泣いていました。

一方アキは電車内から浜で春が自分に向かって大漁旗を大きく振って
叫びながら見送っているいることに気が付きました。

アキも窓を開けて春に別れを告げました。

春は
「辛くなったらけーって来いよ」
と叫んでいました。

一方途中の駅で合流するはずだったユイちゃんは急にお父さんが倒れ
一緒には行けなくなって
「では私もここで降りる」
というアキを押しとどめ
兄のひろしと一緒にホームの端まで走り電車を見送っていました。


別れの場面はかなりの人が自分の場面とダブらせながら見たことでしょう。
春さんはみんなと一緒ではなく一人でこっそり見送ることを選び、けれどむしろ人一倍の愛情を持って見送っていたのでした。これは子どもの時も孫の時も同じでした。
現在は駅で大勢の人に見送られて出発している場面を目にすることがないのですが
日の丸を振って見送っているのでしょうか。これは少し昔の場面かなあと思ったものです。
手紙に春子の半生が綴られているのですがこれは東京でゆっくりアキが
読むことになるのでしょう。

いよいよ次回からは東京編。楽しみです。


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